第62号(2023.3.20)

  • 木山英雄『「野草」論』を読む(補篇)(上)・尾崎文昭・1
  • 顧廷龍先生の手紙・小野和子・21
  • 吉川幸次郎と高橋和巳の手跡・25
  • 旧書筆記 京滬買書記・井上進・35
  • 談芸録(十一)四〇 袁・蔣・趙三家の交誼(その二)・談芸録をよむ会・78
  • 『莫砺鋒詩話』「悠閑」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・86
  • 周作人伝・銭理群著・森雅子訳・102
  • 原田憲雄先生追悼
    • 書斎の背中 原田憲雄のこと・長束道子・135
    • 原田憲雄さんと岸本武士さんを悼む・中島長文・142
    • 原田先生の手紙・荒井とみよ・147
    • タイムカプセル・覧具順子・160
    • 原田憲雄年譜・162
  • 第六十一号所載 中島長文「シェリーの肖像―『傷逝』論」の注・164
  • ◆同人語録◆ 「配属将校」・Q・168

第61号(2021.12.20)

  • 木山英雄『「野草」論』を読む(下)・尾崎文昭・1
  • シェリーの肖像―「傷逝」論・中島長文・35
  • 談芸録(十)四〇 袁・蔣・趙三家の交誼(その一)・談芸録をよむ会・73
  • 『莫砺鋒詩話』「幸福」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・85
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注(九)・福田知可志・100
  • 周作人伝(十九)・銭理群著・森雅子訳・116
  • 旧書筆記 京滬買書記(五)・井上進・141
  • ◆同人語録◆「鈴木豹軒」・Q・84

第59・60合併号(2020.11.30)

  • 林逋と鶴―「梅妻鶴子」弁―・坂井多穂子・1
  • 木山英雄『「野草」論』を読む(中)・尾崎文昭・24
  • 瑣談 魯迅の家族の風波―八道湾の土地家屋「約定」が引き起こした話題・姚錫佩・58
  • 姚氏論文「瑣談 魯迅の家族の風波」を読みて後に書す・中島長文・79
  • 旧書筆記 京滬買書記(四)・井上進・139
  • 談芸録(九) 三九 龔定盦の詩(その三)・談芸録をよむ会・175
  • 『莫砺鋒詩話』「友情」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・185
  • 周作人伝(十八)・銭理群著・森雅子訳・200
  • 荻生徂徠詩窺管(三)・田口一郎・226
  • 『対話』編集部主催・戦争体験座談会・236

第58号(2019.8.1)

  • 木山英雄『「野草」論』を読む (上)・尾崎文昭・1
  • 中嶋長文さんの周作人「弁解」論に異議あり・尾崎文昭・25
  • 尾崎文昭さんの、拙文「言えば俗になるか」に対する批評を読んで・中島長文・37
  • 周作人伝(十七)・銭理群著・森雅子訳・51
  • 紹興の旧風俗(二)・裘士雄著・佐原陽子訳・75
  • 切抜帳より—周作人資料
    春宵につどふ日華文学清談・中島長文・88
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注(八)・福田知可志・100
  • 荻生徂徠詩窺管(二)・田口一郎・109
  • 談芸録(八) 三九 龔定盦の詩(その二)・談芸録をよむ会・119
  • 『莫砺鋒詩話』「愛情」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・133
  • ◆K氏虚実日録◆・無患子・148

第57号(2018.4.30)

  • 荻生徂徠詩窺管・田口一郎・1
  • 談芸録(七)三九 龔定盦の詩(その一)・談芸録をよむ会・24
  • ◆同人語録◆ 魯迅の佚文騒動記・山太・38
  • 歌と詩・聞一多著・中島みどり訳・45
  • 『莫砺鋒詩話』「相思」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・58
  • 周作人伝(十六)・銭理群著・森雅子訳・76
  • 切抜帳より—周作人資料
    「文化直言」(『大陸新報』一九四四年四月十九日第四面)・森雅子・103
  • 紹興の旧風俗(一)の二・裘士雄著・佐原陽子訳・105
  • 代田智昭追悼
    • 代田智昭兄のことごと・尾崎文昭・115
    • 代田さんのこと・中島長文・121
    • 代田智昭氏を偲ぶ・田口一郎・123
    • 代田さんを悼む、あるいは代田さんの『出関』論について・大平桂一・126

第56号(2017.10.30)
  • 平凡社東洋文庫版『世説新語』札記(二)・大平桂一・1
  • 「月唐」探し顛末・馬場英子・20
  • ◆K氏宅春秋記◆ 再読『結婚狂詩曲』(原題『囲城』)・無患子・46
  • 楊絳さんを憶う・中島長文・58
  • 『莫砺鋒詩話』「隣人」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・60
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注(七)・福田知可志・71
  • 周作人伝(十五)・銭理群著・森雅子訳・87
  • 一篇の遺文 掛字の復帰・周豊一・113

第55号(2016.3.30)

  • 魯迅進化論の渊源を探る―ハックスレー・厳復・ニーチェ―・代田智明・1
  • 亭林集外詩文のことなど(旧書筆記の十二)・井上進・34
  • 『莫砺鋒詩話』「娘」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・63
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注(六)・福田知可志訳・80
  • 星の大陸・雨宮雁(Amamiya Kari)著・山本範子訳・87
  • 紹興の旧風俗(一)・婁国忠・裘士雄著・佐原陽子訳・102
  • 匪石集―中島みどり遺稿―跋・中島長文・120……『匪石集』は当ホームページの資料庫に収めております。
  • 切抜帳より―周作人資料―「有坂氏との一問一答 周作人」・126
  • 他人語録「済南の白酒」・杉本達夫・76

第54号(2016.1.20)

  • 王小波『黄金時代』私論―変容するセクシャリティ・代田智明・1
  • 平凡社東洋文庫版『世説新語』札記・大平桂一・32
  • 『莫砺鋒詩話』「子供」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・41
  • 周作人伝(十四)・銭理群著・森雅子訳・51
  • 成都再訪記(覚書)・砂原陽子・89
  • K氏異夢録・無患子・109
  • 近藤直子追悼
    • 近藤直子さんを偲んで・尾崎文昭・123
    • 近藤直子さん追想・直井祐二・129
    • 近藤直子氏を悼む・田口一郎・131

第53号(2015.3.30)

  • 銭鍾書 談芸録(六)・談芸録を読む会・1
  • 『莫砺鋒詩話』「花」「父母」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・36
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注(五)・福田知可志・61
  • 周作人伝(十三)・銭理群著・森雅子訳・69
  • 『中国新文学の源流』・中書君著・中島長文訳・131
  • 『周作人著譯篇目繋年目錄補正』著録編はしがき・中島長文・139
  • 投稿・魯迅の家出・荒井とみよ・141
  • 同人語録・ある読者のこと・北 山太郎・145

第52号(2014.2.28)

  • 魯迅の声はなぜ沈黙した ― 周兄弟不和決別事件に関する「妄想的」推理・代田智明・1
  • 『出関』論 ― ある知識人像の変容・代田智明・17
  • 伊藤徳也氏の反論に応答し、あわせて周作人の新文学源流論と儒家論を補論する・尾崎文昭・37
  • 『莫砺鋒詩話』「雨」「雪」・莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳・55
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注(四)・福田知可志訳注・86
  • 周作人伝(十二)・銭理群著・森雅子訳・101
  • 「作者は誰か」補訂・荒井健・134
  • 『中國小説史略考證』著録編はしがき・中島長文・136

第51号(2012.12.31)

  • 作者は誰か:荒井健
  • 台北に書を訪うの記(旧書筆記の十一):井上進
  • 『莫砺鋒詩話』「黄昏」「月」:莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注(三):福田知可志訳注
  • 羽太重久は何を見たのか:中島長文
  • 田中淡氏を悼む:中島長文
  • 同人語録「ザンクト・ガレンより」

第50号(2012.1.31)

  • 東台作戦と南昌作戦(荻島静夫日記・続):荒井とみよ
    • 荒井とみよ氏による荻島静夫日記関連の論文(本誌第44・47・48・49・50号)は一定の構想のもとに書かれたものです。ここを御参照ください。
  • 加賀藩儒・林瑜と和刻本『菜根譚』の刊行:田口一郎
  • 『莫砺鋒詩話』「中秋」「除夜」:莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注(二):福田知可志訳注
  • 王得后先生自述の八 — 私の生存の困惑:佐原陽子訳
  • 周作人伝(十一):銭理群著・森雅子訳
  • 選手交替の辯:北山太郎
  • 同人語録「オー ジャパニーズ」「舟山・温州の夏」

第49号(2011.5.31)

  • 草森紳一『夢の展翅』(続):荒井健
  • 原田憲雄著『李賀歌詩編』凡例についての覚え書き:野原康宏
  • 中島みどりさんの『頃筐集』:原田憲雄
  • 上海・「呉淞クリーク」の戦闘(荻島静夫日記・続):荒井とみよ
  • 『玉歴鈔伝』嘉慶十七年凌周文序刊本訳注:福田知可志訳注
  • 王得后先生自述の七・過ちを認め自ら罪を詫びるとも詮なし:佐原陽子訳
  • 周作人伝(十):銭理群著・森雅子訳
  • サッカレーの『虚栄の市』を論ず:楊絳著・中島みどり訳
  • 同人語録

第48号(2010.10.30)

  • 戦場の日常—荻島静夫日記について(続):荒井とみよ
  • 『中国小説史略考證』又跋:中島長文
  • 西遊補訳注序:大平桂一
  • 昭陽夢史:董説著・大平桂一訳
  • 王得后先生自述の六 — 審問二十年:佐原陽子訳
  • 周作人伝(九):錢理群著・森雅子訳
  • 再読『ドン・キホーテ』:楊絳著・中島みどり訳
  • 同人語録「学者と商人」「中国の学者と日本の中国学者」「銭鍾書」「ミステリ小説」他

第47号(2010.4.30)

  • 希望と絶望のはざまを跳躍する—魯迅『野草』「希望」を読む:代田智明
  • 鼎立するテキスト—荻島静夫日記について(続):荒井とみよ
  • 王得后先生自述の五—わたしが点した灯:山君訳
  • 『春泥集』一 ドン・キホーテと『ドン・キホーテ』:楊絳著・中島みどり訳
  • 同人語録「代田智明氏『魯迅論と個の自由な主体性について』:田口一郎

第46号(2009.7.31)

  • 旧書筆記(十):井上進
  • 二宮俊博の中野逍遥論:原田憲雄
  • 青春の島田虔次先生—そのアルバムから
  • 王得后先生自述の四—わたしはもう三度死んだ:山君訳
  • 『莫砺鋒詩話』「秋」「佳節」:莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳
  • 周作人伝(八):錢理群著・森雅子訳
  • 同人語録

第45号(2008.12.31)

  • 魯迅論と個の自由な主体性について—伊藤虎丸をきっかけとして:代田智明
  • 舟山、人形芝居の「李三娘」またの名「白兎記」について:馬場英子
  • 旧書筆記(九):井上進
  • 王得后先生自述の三 わたしには三つの名前があり、その一つには四つの書き方がある・山君訳
  • 周作人伝(七):錢理群著・森雅子訳
  • 同人語録
  • 草森紳一氏追悼
    • 草森紳一の本:原田憲雄
    • 草森紳一『夢の展翅』:荒井健
    • 草森紳一の李賀論:野原康宏
    • 竹内好の疑問と官能的な魯迅の姿—中島長文『ふくろうの声 魯迅の近代』:草森紳一

第44号(2008.7.15)

  • 荻島静夫日記について:荒井とみよ
  • 西遊補私記(二):大平桂一
  • 『莫砺鋒詩話』「四季」「春」:莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳
  • 周作人伝(六)第四章:錢理群著・森雅子訳
  • 同人語録 Q:「ショウ塚の婆さん」、その他
  • 切抜き帳より 藤田貞次「周作人」

第43号(2007.12.20)

  • 旧書筆記(八):井上進
  • 『西遊補』の庭園・建築群:大平桂一
  • 『中国小説史略考証』跋:中島長文
  • 『莫砺鋒詩話』「序」「時間」:莫砺鋒著・緑川英樹・大平幸代訳
  • 王得后先生自述の二 故郷に書き送る自述:王得后著・山君訳
  • 周作人伝(五)第三章(下):錢理群著・森雅子訳
  • 同人語録

第42号(2007.4.15)

  • 西遊補私記(一):大平桂一
  • われはみちくさ:代田智明
  • 青の追憶:山田慶児
  • 王得后先生自述 わが生涯の五つの偶然:王得后著・山君訳
  • 『五鼠東京を閙がす 包公収妖傳』(二):山本範子訳
  • 周作人伝(四) 第三章「第二の故郷—日本にて」(上):錢理群著・森雅子訳
  • 林紓の翻訳(下):錢鍾書著・中島長文訳
  • 追悼 お二人の先生:加藤貞雄
  • 同人語録

第41号(2006.11.15)

  • 林芙美子の従軍記:荒井とみよ
  • 「九・一一事件」以降ではなくて冷戦終結後がキーワード:尾崎文昭
  • 深き淵より—周作人「哀絃篇」論:森雅子
  • 士大夫における「滑稽」—周紫芝『滑稽小傳序』:坂井多穂子
  • 「風雨吹」:野原康宏
  • 曲水の宴再考—王羲之が蘭亭で曲水の宴を催すまで、そしてその後:大平桂一
  • 旧書筆記(七)—京滬買書記(上):井上進
  • 林紓の翻訳(上):錢鍾書著・中島長文訳
  • 島田虔次先生自述補訂
  • 同人語録

第40号(2006.4.20)

  • 思想の非男性性的理解について—丸山昇試論:代田智明
  • 中国幻想建築コレクション番外編:大平桂一
  • 『五鼠東京を閙がす 包公収妖傳』(一):山本範子訳
  • 周作人伝(三):銭理群著・森雅子訳
  • 同人語録

第39号(2005.9.30)

  • 女と男の間—丁玲『夢珂』『莎菲』におけるジェンダー:代田智明
  • 「シャルパンティエの夢」補:荒井健
  • 中国幻想建築コレクション(4)陳季卿:大平桂一
  • 四川辺境寒中行:砂原陽子
  • 周作人伝(二):銭理群著・森雅子訳
  • 紹介『中国古代造園史料集成—増補哲匠録 畳山篇 秦漢−六朝』:大平桂一
  • 同人語録

第38号(2005.3.28)

  • 一九九〇年代以後の中国における新聞界激動についての研究ノート:尾崎文昭
  • 森雅子訳『周作人と鮑燿明との通信集』重版序言・鮑燿明
  • 木蓮 馬熊:馬場英子
  • 宮澤賢治と中国文学—古いノートから:大平桂一
  • 「哀塵」一篇は魯迅の訳する所に非ざるを論じ兼ねて「造人術」に及ぶ:中島長文
  • 宋本李賀詩集について:野原康宏
  • 周作人伝(一):銭理群著・森雅子訳

第37号(2003.12.31)

  • 旧書筆記(六):井上進
  • シャルパンティエの夢にゆふがお若牛蒡—荒井健さんへの手紙とその注:原田憲雄
  • 「囲城」周辺・その七—銭鍾書書信九通:荒井健
  • 何首鳥—年を経て人の姿で現れる植物:馬場英子
  • 八股文の書式:田口一郎
  • 『五鼠閙東京』成立考:山本範子
  • 『夷堅志』「九聖奇鬼」をめぐって:福田知可志
  • 当代湖南行—『辺城』の幻をたずねて:佐原陽子
  • 迷楼記—中国幻想建築コレクション(3):闕名撰・大平桂一訳

第36号(2002.9.30)

  • 『烈女伝』訳後記:中島みどり
  • 二つの汪曽祺『復讐』と二つの仇討ちの話:代田智明
  • 旧書筆記(五)—金沢の漢籍:井上進
  • 新詩の開拓者としての周作人:森雅子
  • 阿長と美女蛇、長毛:馬場英子
  • シャルパンティエの夢:荒井健
  • 『西遊補』第十二回「弾詞」注解:大平桂一
  • 李賀詩集校勘記(二):野原康宏
  • 中島みどり追悼
    • 悼詞:原田憲雄
    • 落鳳篇:荒井健
    • 中島みどりさん追悼:近藤直子
    • 忘れえぬ中島みどりさん:王得后
    • 中国に持ち帰った記憶:夏暁虹
    • 中島さん:趙園
    • 湘西行にて:陳平原
    • 悼亡断片:中島長文

第35号(2001.8.30)

  • 楊修論:大平桂一
  • 『囲城』周辺・その六—『入矢義高先生追悼文集』:荒井健
  • 『李賀詩集校本』巻一初稿:野原康宏
  • ふくろう夜話 その一夜:中島長文
  • 章太炎先生、掌故を語るのこと 他一篇:楊絳著・中島みどり訳
  • 董説の見た夢の記録(三):大平桂一
  • 島田虔次先生の記憶:井上進
  • 銭鍾書氏の思い出:中島長文

第34号(1998.12.25)

  • 陳寅恪のことなど:井上進
  • 銭鍾書 談芸録(五):談芸録をよむ会訳
  • 呉宓先生と銭鍾書:楊絳著・中島みどり訳
  • 董説の見た夢の記録(二):大平桂一
  • 入矢義高先生のこと:荒井健
  • —切り抜き帳より— 魯迅「中国地質略論」地図及びその他:中島長文
  • 改定・清季生誕文化人年表初稿(第33号を改訂したもの):荒井健・大平桂一

第33号(1997.12.15)

  • 孤星と独絃:中島長文
  • 竹内好と武田泰淳—二人の思想的すがた:代田智明
  • 周豊一氏の逝去を悼む 付 周美和「父周豊一最後の数日(尾崎文昭訳):尾崎文昭
  • 銭鍾書『談芸録』(四):談芸録をよむ会訳
  • 『ふくろうの声』跋:中島長文
  • 「孟波の茶—思いつくままに」「隠れ蓑—無駄話、後記に代えて」:楊絳著・中島みどり訳
  • イソップ寓話を読む:銭鍾書著・大平桂一訳
  • 清季生誕文化人年表初稿:荒井健・大平桂一

第32号(1997.1.31)

  • 中国「ニセ」共産党始末(続)—姚作賓は生きていた:石川禎浩
  • 中国最初の「中国文学史」はなにか:田口一郎
  • 上海に逃げろ(二):齊東一徒
  • 文学史家としての魯迅:陳平原著・中島長文訳
  • 文人を論ず:錢鍾書作/大平桂一訳
  • 『談藝録』(三):錢鍾書著・『談藝録』をよむ会

第31号(1996.1.31)

  • 『囲城』論:大平桂一
  • 上海に逃げろ:齊東一徒
  • 『談藝録』(二):錢鍾書著・『談藝録』をよむ会訳:
  • 失敗の経験(翻訳覚え書き):楊絳 著・中島みどり訳
  • 橋本循記念会よりの第五回「蘆北賞」 受賞のあいさつ:荒井健

第30号(1994.12.25)

  • 島田虔次先生自述
  • 夜の涯の家—「帰り道」を読む 付 残雪「帰り道」:近藤直子
  • 『囲城』周辺(その五)—『西風』:荒井健
  • 『奔月』・神話の終焉—『故事新編』論ノートⅢ:代田智明
  • 中国「ニセ」共産党始末—近藤栄蔵の接触した中国の「共産党」:石川禎浩
  • 旧書筆記(四):井上進
  • 渓東村—浙江省寧波市旧嘉渓村—の嘉渓廟:馬場英子
  • 北京小記(八)—順承門内:中島長文
  • 『囲城』校勘記(四・了):大平桂一
  • 順姐の「自由恋愛」:楊絳 著・中島みどり訳

第29号(1994.2.25)

  • 『故事新編』論ノートⅡ—『補天』をめぐって:代田智明
  • 北京小記(七)—紹興県館:中島長文
  • 『談藝録』(一):錢鍾書著・『談藝録』をよむ会訳
  • 『囲城』校勘記(三):大平桂一
  • 小川環樹先生を追悼する:荒井健
  • 小川先生のこと:中島みどり

第28号(1993.7.31)

  • 旧書筆記(三):井上進
  • 『青史子』—最後の古代的小説:中島長文
  • 続張氏顧亭林先生年譜補正:井上進
  • はじめての下郷:楊絳著・中島みどり訳

第27号(1992.8.25)

  • 『故事新編』の形成とその「序言」の解釈について—『故事新編』論ノート I:代田智明
  • 旧書筆記(二):井上進
  • 陳望道訳『共産党宣言』について:石川禎浩
  • 「第三世代」とは何か—中国現代文学研究界の新潮流:趙園 講・大平桂一訳

第26号(1991.12.25)

  • 錢鍾書・楊絳両先生中寿記念
    • 『囲城』周辺(その四)—『酒中趣』:荒井健
    • そらまめとお茶—楊絳作「高慢と偏見論」による「洗澡」論—:中島みどり
    • 革命風呂(四):楊絳著・中島みどり訳
    • 『囲城』校勘記(二):大平桂一
  • 同文書院での「魯迅講演」覚え書き:笠坊乙彦
  • 道聴塗説—周氏兄弟の場合 附 馬蹄疾「魯迅はなぜ八道湾を”追出”されたのか」:中島長文

第25号(1991.2.28)

  • 陶淵明論 第一章 隠逸詩人の宗(三続):茂木信之
  • 『囲城』周辺・その三—『学歴産業』『悪口学校』:荒井健
  • 旧書筆記:井上進
  • 續『呉歌甲集』私註—その七:馬場英子
  • 思い出の上海—同文書院の日々(下):笠坊乙彦
  • 十牛図考:田村正敬
  • 北京小記(六)—城南拾遺:中島長文
  • 革命風呂(三):楊絳著・中島みどり訳

第24号(1990.7.31)

  • わからないこと—残雪『黄泥街』試論:近藤直子
  • 語り手の位相—「小さな出来事」と「無題」に関する、些か大袈裟なメモランダム:代田智明
  • 『囲城』周辺(その二)—『邗江三百吟』『治家格言』:荒井健
  • 思い出の上海—同文書院の日々(上):笠坊乙彦
  • 南寧日記 その四(一九八八年):悠莉花
  • 黄裳の随筆二篇:大平桂一訳
  • 革命風呂(二):楊絳著・中島みどり訳

第23号(1990.1.30)

  • 陶淵明論 第一章 隠逸詩人の宗 二続:茂木信之
  • 李賀の選択:大平桂一
  • 陳凱歌の映画『子供たちの王様』を読む:尾崎文昭
  • 續『呉歌甲集』私註—その六:馬場英子
  • 中国賭博行:石川禎浩
  • 南寧日記 その三(一九八八年):悠莉花
  • 革命風呂:楊絳著・中島みどり訳
  • 病牀六尺:山太郎

第22号(1989.7.31)

  • 『囲城』周辺(一)—『清華園日記』『西行日記』:荒井健
  • 北京小記(五)—正陽門外:中島長文
  • 南寧日記 その二(一九八七・八八年):悠莉花
  • 『囲城』校勘記 一:大平桂一
  • 暗い夜の記念に:中島長文

第21号(1988.12.30)

  • 「故郷」の二重性と「希望」の二重性—『故郷』を読む:尾崎文昭
  • 陶淵明論・第一章 隠逸詩人の宗(続):茂木信之
  • 徐敬亜その後 付録 「朦朧詩」批判:坂井東洋男
  • 瑞金というところ:石川禎浩
  • 続『呉歌甲集』私註—その五:馬場英子
  • 南寧日記 その一:悠莉花

第20号(1987.12.20)

  • 陶淵明論 第一章 隠逸詩人の宗:茂木信之
  • 馮夢龍と『寿寧待誌』:荒井健
  • 魯迅とシェンキエビチ—コロセウムの勇士または詩人の像:藤井省三
  • 護国寺廟会:周豊一
  • 続『呉歌甲集』私註—その四(二):馬場英子
  • 北京小記(四)—紅灯狭斜:中島長文
  • 松尾良樹の謡言に対する声明:中島長文

第19号(1987.3.30)

  • 中国、いまと昔:入矢義高
  • 憶往二三事:周豊一
  • 續『呉歌甲集』私註—その四:馬場英子
  • 『囲城』論—著者への手紙:中島長文
  • 錢鍾書と『囲城』:楊絳著・中島みどり訳
  • 胡風を想う:巴金著・中島長文訳注
  • 『李白と杜甫』十四 杜甫と厳武:郭沫若著・同書翻訳集団訳

第18号(1985.2.28)

  • 留学の追憶—魯迅の印象その他:小川環樹
  • 二つの庭:荒井健
  • 憶往:周豊一
  • 『夏社』資料
  • 北京小記(三)—書肆の街・琉璃廠:中島長文

第17号(1984.7.31)

  • 魯迅「吶喊自序」の成立とエロシェンコ(続):藤井省三
  • 續『呉歌甲集』私註—その三:馬場英子
  • 『小学語文』についての補足と訂正:萩野脩二
  • 胡風回憶録 左連参加前後(一):中島長文訳
  • 史紀言氏の死を悼む:萩野脩二
  • 訂正ふたつ:荒井健

第16号(1983.11.30)

  • 魯迅「吶喊自序」の成立とエロシェンコ:藤井省三
  • 十三年目の病気見舞:荒井健
  • 聞いた話—荻廬雑憶(三):周豊一
  • 小学課本『語文』札記:萩野脩二
  • 續『呉歌甲集』私註—その二:馬場英子
  • 魯迅の手紙(十二):中島長文訳注
  • 切り抜き帳より 芥川龍之介『支那游記』補続
  • 『李白と杜甫』十三 杜甫は終世酒好きだった:郭沫若著・同書翻訳集団訳

第15号(1983.3.25)

  • 馮雪峰の最初の魯迅訪問:坂井東洋男
  • 續『呉歌甲集』私註—その一:馬場英子
  • 記憶の中から—荻廬雑憶(二):周豊一
  • 中国当代文学管見—一九八二年の小説について:萩野脩二
  • 北京小記(二)—宣南の胡同:中島長文
  • 「頽垣の家」によせて:周豊一
  • 切り抜き帳より 烏丸求女「魯迅の影や侘し」
  • 『魯迅全集』の注釋、出版およびその他:榮太之著・中島長文訳

第14号(1982.7.30)

  • 臥乱読記:荒井健
  • 記憶の中から—荻廬雑憶:周豊一
  • 北京小記(一)—頽垣の家:中島長文
  • 拓本紀行・吉備真備関係の碑をめぐる:三宅太治
  • 楡屋雑記(一):中島長文
  • 切り抜き帳より 原田譲二「小説家魯迅君」
  • 魯迅の手紙(十一):中島長文訳注
  • 文壇志異(その一):陳国凱著・中島みどり訳

第13号(1981.9.30)

  • 丁玲論:中島みどり
  • 荘子論(三)「斉物論における南郭子綦の大塊の解釈をめぐって」:田村正敬
  • 北京での新聞雑誌:萩野脩二
  • 探索—趙樹理の小説と中国地方伝統劇:陳嘉冠著・萩野脩二訳
  • 錢鍾書先生を囲む懇談会
  • 『包囲された砦』(五):錢鍾書著・荒井健訳
  • 四十年ぶりの中国—小川環樹先生を囲んで—(二)

第12号(1980.4.20)

  • 文芸上の極左路線—李剣「”歌徳”与”缺徳”について」—:萩野脩二
  • 荘子論(二):田村正敬
  • 丁玲は語る:インタヴュアー/中島長文・中島みどり
  • 四十年ぶりの中国—小川環樹先生を囲んで—(一)
  • 魯迅の手紙(十):中島長文訳注
  • 『李白と杜甫』十二 杜甫の宗教信仰:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 山前実治さんを悼む:中島長文
  • 吉川幸次郎先生を悼む:中島みどり

第11号(1978.7.31)

  • 曲波『山呼海嘯』について—初出『解放軍文芸』との比較:萩野脩二
  • 荘子論(一):田村正敬
  • 郭沫若氏を悼む:中島みどり
  • 芽生の二葉:郭沫若
  • 胡適の書簡(二)—青木正児博士宛中国人の書簡:中島長文訳注
  • 『金冬心の芸術』自訂対照表
  • 魯迅の手紙(九):中島長文訳注
  • 『李白と杜甫』十一 杜甫の地主生活:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 『包囲された砦』(四):錢鍾書著・荒井健訳

第10号(1977.10.31)

  • 浩然『艶陽天』ノート:深沢一幸
  • エロシェンコと魯迅—「あひるの喜劇」から—:坂井東洋男
  • 林曼叔・程海・海楓編著『中国当代作家小伝』簡介:萩野脩二
  • 魯迅の手紙(八):中島長文訳注
  • 『李白と杜甫』十 杜甫の功名欲:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 包囲された砦(三):錢鍾書著・荒井健訳

第9号(1976.10.20)

  • 第七次印刷『新華字典』について:萩野脩二
  • ある俗文学専家の死をめぐって(上)—王古魯事蹟考:加藤貞雄
  • 茅盾「『蝕』三部作」論(二):茂木信之
  • 胡適の書簡(一)—青木正児博士宛中国人の書簡(四):池田靖訳注
  • 魯迅の手紙(七):中島長文訳注
  • 『李白と杜甫』九 杜甫の門閥観念:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 包囲された砦(二):錢鍾書著・荒井健訳

第8号(1975.10.20)

  • 茅盾「『蝕』三部作」論:茂木信之
  • 周作人の書簡(二続)—青木正児博士宛中国人の書簡(三):加藤貞雄訳注
  • 魯迅の手紙(六):中島長文訳注
  • 『李白と杜甫』八 杜甫の階級意識:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 包囲された砦:錢鍾書著・荒井健訳
  • 投稿・筑摩版中国詩文選『李白』の著者から:武部利男

第7号(1975.1.20)

  • 韋応物の抒情詩:深沢一幸
  • 周作人の書簡(続)—青木正児博士宛中国人の書簡(二):加藤貞雄訳注
  • 書物妄評・武部利男著『李白』:飆風同人
  • 『李白と杜甫』七 李白と杜甫との詩歌における交わり:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 附『李白と杜甫』著者自訂一覧:郭沫若(中島みどり附記)
  • 投稿・飆風編集者に:吉川幸次郎

第6号(1974.4.15)

  • 二つの旧詩の訓み方をめぐって:横山弘
  • 永嘉の四霊とその周辺:荒井健
  • 周作人の書簡—青木正児博士宛中国人の書簡(一):深沢一幸注
  • 藍本『摩羅詩力の説』第七章:中島長文輯
  • 『李白と杜甫』六 李白の道教盲信とその覚醒:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 河べりの柳:廃名著・加藤貞雄訳
  • 魯迅の手紙(五):中島長文訳注
  • 投稿・中文和訳における文脈の問題—中島みどりさんの「駁文」に答える:松浦友久
  • 松浦氏の反論を読んで:中島みどり

第5号(1973.6.10)

  • 趙樹理ノート:萩野脩二
  • 韋応物の悼亡詩:深沢一幸
  • 嵇康詩小論:田村正敬
  • 松浦友久氏の訳評を駁す:中島みどり
  • 『李白と杜甫』五 李白が夜郎に遠流になったころ:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 竹林の話:廃名著・加藤貞雄訳
  • 陳天華「孟回頭」抄:荒井健
  • 藍本『摩羅詩力の説』第四・五章—北岡正子氏作るところの「摩羅詩力説材源考ノート」によせて:中島長文輯
  • 嵇康大論:魯迅著・編集係訳

第4号(1973.1.30)

  • 首相の「漢詩」と主席の贈物:荒井健
  • 郭沫若史劇論 二  叛逆する女たち(一)―一九二〇年代の史劇―:中島みどり
  • 『狂人日記』をかかせた力:坂井東洋男
  • 須田禎一氏訳『李白と杜甫』を評す:中島みどり
  • 『李白と杜甫』四 李白の政治活動における二度目の大失敗:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 魯迅の手紙(四):中島長文訳注

第3号(1972.10.20)

  • 郭沫若史劇論 序論:中島みどり
  • 乱世の感情(二)—『世説新語』の人々:井波律子
  • 書評 『日中の原点から』:池田靖
  • 『李白と杜甫』三 李白の政治活動における最初の大失敗:郭沫若著・同書翻訳集団訳:
  • 洗濯ばあさん:廃名著・加藤貞雄訳
  • 魯迅の手紙(三):中島長文訳注
  • 魯迅訳「アレクサンドル・ブローク論」のこと:中島長文

第2号(1972.6.30)

  • わらいネコ(二):茂木信之
  • 郁達夫「沈淪」論:坂井東洋男
  • 乱世の感情(一)—『世説新語』の人々:井波律子
  • 『李白と杜甫』二 李白の家族:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 格式ばった封筒:廃名著・加藤貞雄訳
  • 魯迅の手紙(二):中島長文訳注
  • 中島長文のための誤訳訂正広告:中島長文
  • 附録・書評 郭沫若『李白と杜甫』:中島みどり

創刊号(1972.3.31)

  • わらいネコ:茂木信之
  • 范愛農:中島長文
  • 史記ノート(〇) 李広伝:三宅太治
  • 史記「貨殖列伝」について:深沢一幸
  • 『李白と杜甫』一 李白は中央アジアの砕葉に生まれた:郭沫若著・同書翻訳集団訳
  • 追悼集会:廃名著・加藤貞雄訳
  • 魯迅の手紙(一):中島長文訳注