荒井とみよ「七冊の従軍手帳」目次
荒井とみよ氏による「荻島日記」関連の論文は、一定の構想のもとに書かれたものです。その目次を記しておきます。
はじめに
第一章 鼎立するテキスト(第47号収)
- 三つのテキスト
- 中国版テキスト
- アルバムの存在
- 銭里月「証し」
第二章 上海・「呉淞クリーク」の戦闘(第49号収)
- はじめに
- 呉淞クリークの惨戦
- 工兵の生還記
- 日比野士朗の小説『呉淞クリーク』
- 上海の抗日戦線
- 上海の駐留生活
第三章 東台作戦と南昌作戦(第50号収)
- 東台作戦
- 第百一師団を俯瞰する
- 廬山の激戦
- 南昌作戦
- 輜重兵特務兵・武田泰淳
- 南昌という街
第四章 戦場の日常(第48号収)
- 一九三八年十一月 ― 南昌作戦・永修の日々
- 体調を記録する
- 井伏鱒二の短編『戦病死・戦死』
- 井上靖の従軍日記
- 武田泰淳の戦場小説
- 地名を記録する
- 彦坂諦の仕事
第五章 蜻蛉と黄色い曼珠沙華
荻島静夫の墓を探して
おわりに